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染織り・草木染めの名人 

 

はなちゃん

出身 横畠

お住まい 佐川町

いつからに? 生まれてからこのかたずっと

あだ名 はなちゃん

越知町の魅力は? 自然がいっぱいなところ

越知町の好きな場所

現在はないが、17、18才の頃「稲荷座」という芝居小屋の映画館に行くのが好きだった。好きな映画は「愛染かつら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

までの歩み

家業のお百姓を継ぎ、12歳から祖母の機織りを手伝い始め、着物や袋・冬は半纏を作っていた。

ご主人の弟さんの建設業を手伝いながら、ご主人とお百姓さんをされていた。

 

 

 

 

 

 

はなちゃんの【ここすごい

 

草木染め・染め織

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草木染めを始めたきっかけ

12歳の頃、祖母の機織りを手伝い始めたのをきっかけに織り始め、60歳の時、娘から勧められ草木染めと出会った。

染め織は山で染色素材を探すところから始め、椿の灰や茜、きはだ、紫芋(ピンク色になる)、などの草木の実を使う。

灰で炊いて、のりをして、ワキをとる。

一反の布を仕上げるまでには1ヵ月以上かかる。

野老山の家には機織りが3台もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けてきて嬉しかった事

娘さんや、お孫さんにプレゼントしたら、喜んでもらえた事

 

生で一番嬉しかったこと

盆やお正月にみんなが集まった時にご家族やお孫さんや娘さんに会えること☆

 

88才の時、米寿の記念を祝し、お子さんや、お孫さん達が今まで自分達の為に染織を作ってくれた感謝の気持を込めて、企画展を自然の森博物館で共催で開いてくれた事。

 

『藤原花子染織展―おばあちゃんの手仕事―』 

〔2008年4月19日(土)~5月11日(日)〕

テレビでも放送され、染め織りブームが来たかと思うくらい沢山のお客さんが町内外から来てくれてとても嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

生エピソード

10年前の平成 19 年 5 月 27 日(日)国道 33 号越知道路(野老山地区)の開通プレイベントで、当時の越知小学校の新一年生だった曾孫さん(現在は高校生)とタイムカプセルを野老山トンネルの壁に封印した。(※「近未来タイムカプセル」)

平成27年5月31日(日)に、そのタイムカプセルを曾孫さんと開けたこと。

花子さんは、「草木に感謝して、仁淀川がいつまでも美しく機の音がいつまでも聞けますように」と記したそう…☆

 

 

尾方のつぶやき

 

90才を超えているとは思えないほど矍鑠としているハナさん。草木染のお話をしてくれた時も聞き入ってしまいました。すごく貴重な時間でした。

ご協力ありがとうございました。

 

知のおばやん図鑑

越知町役場企画課 

​地域おこし協力隊 尾方 美貴

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